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第23回「アルテの森語り」

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12月23日 12月23日(水)、アルテピアッツァ美唄カフェアルテにて、第23回目となる「アルテの森語り」を開催しました。季節の節目に開催しているこの朗読会ですが、今回は一年で最も昼の時間が短い、冬至の時期にあわせて行いました。
 16時半、辺りがすっかり暗くなった頃に朗読会がスタート。初めは磯田憲一さんによる宇江佐真理著「凧、凧、揚がれ」です。朗読の前には、先月亡くなった宇江佐さんを追悼し、「いつかアルテにもお越しいただきたかった」とお話されました。朗読では、病に付して凧を完成させられなかった女性・おゆいのために、凧作り職人の親子が最後まで凧を完成させる切ないお話に、下を向いてじっと聞き入っている方が多かったです。
 続いて、ゲストの安藤千鶴子さんの朗読です。父に会いに行く途中、人買いに騙され離れ離れになる母子の様子を描いた森鴎外著「山椒大夫」。前半のあらすじを少しお話して、朗読は人買いの山椒大夫に合いまみれるところから始まりました。安寿(あんじゅ)と厨子王(ずしおう)の姉妹が人買いのところで必死に生き延びる様や厨子王と母親が再会する重要なシーンは、特にゆっくりと時間を掛けて朗読され、一言一言が深く心に響きました。

12月23日  朗読終了後はお隣のストディオアルテ(体験工房)での交流会。冬至かぼちゃをはじめ、差し入れしていただいたからあげやお漬物、クリスマスのケーキやクッキーなどテーブルいっぱいに料理が並びました。そして、恒例の“餅つき”も行われ、出演者やお客さまが順番に「それっ!」っと掛け声にあわせてお餅をついて、賑やかなひと時となりました。

 今回は、年内最後の「アルテの森語り」でした。出演者のみなさま、参加してくださった方々、いつもお手伝いに来てくださるみなさま、今年も本当にありがとうございました!また来年の開催が決まりましたら、 ホームページやブログでお知らせしますので、お楽しみに!

 

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入場料

無 料
(任意による寄附をお願いします)

駐車場

無 料

第1.2駐車場
140台
身障者用駐車場
7台
カフェ駐車場
25台

開館時間

水~月曜日
9:00~17:00

休館日

毎週火曜
祝日の翌日(日曜は除く)
12月31日~1月3日