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アルテピアッツァ美唄25周年記念コンサート「プッチーニ“蝶々夫人”のゆうべ」
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10月14日(土)、15日(日)、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)では、「アルテピアッツァ美唄25周年記念コンサート『プッチーニ“蝶々夫人”のゆうべ』」が開催されました。
コンサートの冒頭、彫刻家・安田侃さんは「アルテピアッツァ美唄ができて、25年。これまで応援し、支え続けてくれたみなさんに、どんなお礼ができるだろうと考えました。そして、自分の人生の中で心から感動したことを共有できたら…と思い、今回のコンサート開催を決めました。堪能してください。本物です。」と挨拶されました。
札幌交響楽団コンサートマスターである大平まゆみさん率いる弦楽四重奏による演奏のあと、プッチーニ・フェスティバル「蝶々夫人」の主演ソプラノ歌手、ドナータ・ダヌンツィオ・ロンバルディさんが登場。イザベッラ・クリサンテさんのピアノ伴奏で、安田さんが舞台美術を手がけたオペラの様子を背景に、歌劇「蝶々夫人」の中から「変わらぬ愛を」「ある晴れた日に」などが披露されました。
ドナータさんのパフォーマンスは繊細で、時に力強く、“聴いた”というよりも、“体験した”と表現したくなるようなものでした。また、場面ごとにドナータさんの纏う真っ白な、そして、真っ赤な着物のような衣装が、感情の揺らぎを表すように靡くのも印象的でした。
総合芸術といわれるオペラの要素をギュッと凝縮したような圧巻のコンサートに、観客も大きな拍手とスタンディングオベ―ションで応え、会場全体が心地よい高揚感に包まれたまま、終演。アルテピアッツァ美唄を支えるみなさまと「本物」のオペラの歌声を共有できたことは、私たちスタッフにとっても、貴重な体験となりました。
この夏から秋にかけて、アルテ25周年記念として続いた事業はこれで終わりです。各方面のみなさまが関わってくださり、たくさんのご支援、ご協力もいただきました。ありがとうございます。そして、これから先も10年、20年…この空間を未来に残していけますように、ますますのご協力をどうぞよろしくお願いします。
入場料
無 料
(任意による寄附をお願いします)
駐車場
無 料
- 第1.2駐車場
- 140台
- 身障者用駐車場
- 7台
- カフェ駐車場
- 25台
開館時間
水~月曜日
9:00~17:00
休館日
毎週火曜
祝日の翌日(日曜は除く)
12月31日~1月3日