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てくてく美唄炭鉱-三井美唄編-行ってきました

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8月29日 安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでの「思い出の炭鉱写真展」最終日の26日、「てくてく美唄炭鉱―三井美唄編―」を開催しました。てくてく美唄炭鉱は、かつて炭鉱で栄えていた地区の、今もその場所にある建物や、今はなくなった建物の跡を、その土地を知る人と歩き、その場所の記憶や思いを参加者と共有する企画です。
 この日は朝から曇り空でしたが、出発時刻には徐々に青空も見えるなど、てくてく日和となりました。参加者は12名、その中には、炭鉱時代に三井(南美唄)で育った方も3名ほどご参加くださいました。昭和3年開坑、38年閉山とわずか30年弱の炭鉱でしたが、現在も当時の住宅が多く残っています。三井美唄編のスタートは、道内一のマンモス校だった三井美唄小学校から。多い時で3100人の児童をかかえ、ひと学年17クラス、ひとクラスに55名ほどいて、授業が2部制で行なわれていたとか!そして、今はなき南美唄駅付近では、当時、小樽方面へ海水浴に行くための臨時列車が出ていたことや、通学に利用していた頃の鉄道員さんとのちょっとした日常のやり取りなど、三井(南美唄)を知る参加者の思い出にも耳を傾け、皆で当時の情景に思いを馳せました。三井(南美唄)に生まれ育ち今も暮らす方からは、炭鉱マン家族の絆の深さなどをお話しいただいたり、「こうして当時のことを思い出すと懐かしくもあるが、胸がつまる思い。」とおっしゃりながらも、貴重なお話を聞かせてくださいました。その土地の歴史を資料で残すだけでなく、人から人へと伝えていくことの大事さを感じた1日でした。

 炭鉱で栄えていた場所が持つ記憶や、思いを繋げる「てくてく美唄炭鉱」、次回の開催は来年となりますが、その際はホームページ等でお知らせしますので、ぜひご参加ください。

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入場料

無 料
(任意による寄附をお願いします)

駐車場

無 料

第1.2駐車場
140台
身障者用駐車場
7台
カフェ駐車場
25台

開館時間

水~月曜日
9:00~17:00

休館日

毎週火曜
祝日の翌日(日曜は除く)
12月31日~1月3日