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　10月3日より、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄ギャラリー展示室A（木造校舎2階）では、北川和輝さんによる絵画展「風土」が開催されています。

　北川さんは、訪れた地域の歴史や文化、風景などをテーマとして、絵画を制作されています。北海道内各地に足を運び、情報収集をして、作品を制作されていますが、かつての様子を再現して描くのではなく、その時に感じた感覚を大切に心象的に表現しているとのこと。

　今回の展示では、苫小牧、室蘭、新ひだか町などに赴き、制作した作品9点が並んでいます。一見、抽象画のような作品には、ひとつひとつに「駅周辺には昔競馬場が存在していた」「木造の学校があり、結婚式場などとしても使われていた」など、作品制作時に集めたいくつかの情報が書き添えられています。それらの情報と共に作品を見ると、またイメージが広がります。作品と添え書き、ぜひ併せてご覧ください。10月11日（金）17時までの展示です。　※10月8日（火）は休館日。