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　10月4日（金）、5日（土）、6日（日）の3日間、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄ストゥディオアルテ（体験工房）にて、「安田侃の『こころを彫る授業』」を開催しました。

　どの日もほぼ満席、ストゥディオいっぱいに全国各地から参加者が集まりました。冒頭、彫刻家・安田侃さんから、こころを彫ることについて、道具の使い方についてなどお話があり、メモを取りながら聞いている方もいらっしゃいました。「結果ではなく、『こころを彫る』という時間を体験してください」という安田さんの言葉のあと、各自が自分の「こころ」の石と向き合いました。

　ノミとゲンノウを使って、どんどん石を弾いて彫り進める方、やすりを使ってひたすら磨く方、しばらく石を触って考える方…と、取り組み方はそれぞれです。ある程度、時間が経ったところで安田さんが各机をまわり、それぞれの「こころ」の石を見ながら、道具の使い方を指導したり、彫りたいイメージをかたちにするにはどうしたらよいか、具体的なアドバイスをしたり、時に談笑したり、ひとりひとりと向き合って、話をされていました。
　
　夕方4時で授業は終了。半日ほど、身体と頭を使って、彫刻をして、参加者の皆さんはほくほくと心地よい疲れに包まれているようすでした。参加された皆さん、またぜひアルテピアッツァ美唄に「こころ」を彫りに来てくださいね。

　実は、今回の授業には取材が入っていました。その様子は、10月17日に「ほっとニュース北海道」（NHK総合18：10〜）の番組内で放送される予定です。→こちらの放送は明日18日に延期になりました。視聴可能エリアの方はお楽しみに！（臨時ニュースなどで予定が変更になる場合もありますので、ご了承ください）