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懐かしい空間
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安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄のギャラリー(木造校舎)の玄関がガラガラと開いた瞬間、「わぁ、懐かしい!」「この木の匂い、私の通っていた学校もこうだった」「廊下にみんな並んで雑巾がけしたよね」という会話が。かつての学び舎が木造校舎だったという方たちが、ご自身の思い出と重ねながらお話をされます。
旧栄小学校をギャラリーとして修復する時に、安田侃さんは
「子供たちが廊下を走っていたその廊下を駆ける音だとか、給食の時の片付けのときのガチャガチャという音だとか、掃除の音だとか、そういう目に見えない物を何とかしてこの教室にとどめたい」(2003年6月北海道立近代美術館での講演会より)と考え、美唄市もそれに賛同し、板を一枚一枚はがして使える木材はすべて使い、釘穴もできる限り同じ穴を使って修復作業が行われています 。
栄小学校出身ではなくても、なんとなくここで感じる「懐かしさ」は、もしかしたら、古い木の傷や板に貼られた名前シール、ミシミシという床の音に、人の気配を感じるからなのかもしれませんね。
入場料
無 料
(任意による寄附をお願いします)
駐車場
無 料
- 第1.2駐車場
- 140台
- 身障者用駐車場
- 7台
- カフェ駐車場
- 25台
開館時間
水~月曜日
9:00~17:00
休館日
毎週火曜
祝日の翌日(日曜は除く)
12月31日~1月3日