BLOG

　秋晴れとなった10月18日(日)、今回で9回目となる「秋のポポロウォーキング」を開催しました。

　北海道立総合研究機構の南野一博さんにガイドしていただきながら、アルテピアッツァ美唄と周りの森を歩きました。少しぬかるんだ地面をよく見てみると、不思議な形の凸凹が！鹿の足跡を発見しました。「蹄の跡の形からみて、こちら側が前だから、この方向に進んだんだね」「すぐ隣にも同じような足跡があるけれど、同一の個体ではないね」など、様々な気付きがあります。
　林の中の木に、表面に引っ掻いたような跡や土が付着している部分がありました。鹿が角で付けた跡で、南野さんが実際に角を用いて説明してくださいました。付近には鹿が体に泥を付ける場所もあり、木に付着していた土はそれです。随所にみられる形跡から、ここに住む動物たちがどのように生きているのかを垣間見ることができました。
　樹木を例にとっても、樹皮、枝振り、葉の形、実、種…と、バリエーションが豊富で、同一の樹種であってもひとつとして同じものがありません。類似する形の葉でも異なる樹種である場合や、葉の形が特徴的であるもの…。その小さな形からも規則性や機能性が感じられ、自然の面白さや不思議さを知ることができました。

　自然の中でたっぷりマイナスイオンを浴び、程よく身体を動かしました。そして多くの自然を楽しむヒントを教えていただき、あっという間の1時間半でした！
　ガイドをしてくださった南野さん、ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。