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　昨日より、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄ギャラリー（木造校舎2階）では、美唄市立美唄中学校の3年生による「ココロのかたち」展が開催されています。

　この中学校では、毎年、次の春に卒業する生徒たちが「中学校3年間とこれからの自分を抽象作品で表現する」という課題に取り組んでいます。心身共に大きく成長するこの時期、ただでさえ揺れ動く自分の心を、動かない「かたち」として表すことは勇気のいる作業だったでしょう。長い時間をかけて創られた「ココロのかたち」、どの生徒の作品もしっかりとした存在感があります。

　美術担当の先生曰く、自分の心の中を見つめて、それを立体に表してみるというのは、「とても根気とこだわりが必要」とのこと。すべての作品には、作者による解説文が付いて、その「こだわり」を伺い知ることができます。さらに、その作品を学校内の思い出深い場所に置いて、撮影した写真も展示されていますので、こちらも併せてご覧ください。1月11日（月）までの開催です。毎週火曜、12月31日（木）～1月3日（日）は休館日。