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　先日、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄のギャラリー（木造校舎）に、中学生とお母さまの母娘が来訪されました。
　彫刻が好きというその娘さんは、2歳の時から札幌駅西コンコースに設置されている白大理石の彫刻「妙夢」を見つけると一目散に走っていき、彫刻の周りにいる人たちを押しのけるようにして妙夢の穴をくぐっていたのだそう。そしてそのあと穴に座るのが定番だったと話してくれました。そのお決まりの流れは親戚中で有名になり、妙夢のことを通称「穴」と呼ぶほど親戚内では親しまれているそうです。
　しばらく続いた触れ合いも成長と共になくなってしまったようですが、アルテピアッツァで「久しぶりに今日は（ブロンズ「妙夢」の）穴をくぐって座ってきました」と報告してくれました。
　札幌駅の妙夢も、アルテの妙夢も、また会える日を楽しみに待っていると思います。ぜひこれからも遊びにいらしてくださいね。