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　8月13日、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄では、毎年地域の盆踊りを引き継いだ「アルテの盆踊り」を開催してきましたが、今年も感染症の状況が収まらないために中止としました。それでも、できることをしようと、先祖の霊を慰める行事である盆踊りをする夜に、先人たちへの感謝をこめて、「水の広場」に手作りのキャンドルを灯しました。

　キャンドル作りに参加してくださった皆さん、絵付けをしてくださった市内児童館の皆さん、自分でキャンドルを作って届けてくださった各地の皆さんのおかげで、150個を超えるキャンドルが並び、その灯りの傍で、訪れた方々はそれぞれに静かな時間を過ごしていらっしゃいました。

　また、不要不急の外出自粛が続く状況下で、キャンドルを灯すアルテの空気を共有できればとライブ配信を実施しました。途中、不具合もありましたが、無事に配信することができ、全国各地で視聴された方からは「水の音や虫の声を聴きながら、先人たちに思いを馳せました」「キャンドルの灯りが神秘的な雰囲気でした」「気持ち安らぐ良い時間でした」など、感想をいただきました。

　落ち着かない日々が続き、アルテピアッツァ美唄に足を運ぶことができない皆さんにも、キャンドルが灯る夜のアルテの空気をお届けできていれば幸いです。また来年も、この時間をみんなで共有しましょう。