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　毎年、美唄市立の中学校に通う3年生が、石粉粘土を用いて自分のココロと向き合いながらつくり上げた作品を展示する「ココロのかたち」展。昨日から、安田侃彫刻美術館アルテピッツァ美唄ギャラリーで美唄中学校3年生による展覧会がはじまりました。
　展示室A、Bには、木の台に作品がずらりと並び、壁には生徒たちが撮影した写真と作品へ込めた思いが掲示されています。作品を見てみると、丁寧にやすりをかけ表面がすべすべとしているもの、一本一本根気よく作ったであろうトゲがたくさん出ているもの、はっと目を引くポップな色合いのもの。どれも生徒たちが工夫をしながら作業したことが作品から伺えます。また、壁に貼られた生徒たちの文章を読むと、周りへの感謝や前向きな気持ち、思春期を生きる年ごろならではの揺れる気持ちや悩みなどを作品に込めていることがわかりました。写真の撮影場所や編集にも自分のココロを表現すべくこだわっていて、生徒たちの熱量に圧倒されます。ぜひ作品と併せて写真と文章もご覧くださいね。
　美唄中学校のココロのかたち展は、12/23（木）～1/17（月）まで。最終日は16：00までの展示となっています。ぜひ会場で生徒たちの力作をご覧ください。
　なお、美唄市立東中学校のココロのかたち展は1/20（木）～2/2（水）の予定です。すこし先になりますが、そちらもお楽しみに！

　※年末年始の休館日は12/31（金）～1/4（火）。この他、毎週火曜日は休館日です。来訪を予定している方はご注意くださいね。