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　　安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄ギャラリー（木造校舎2階）では、美唄市立東中学校3年生による「ココロのかたち」展を開催しています。
　「自分に向き合う」という課題を美術科の授業で多く取り上げてきたという東中学校。災害や雪害、感染症対策など、生徒たちにとって中学校生活は「いつも通り」ではなく「何か」がある連続でしたが、この「ココロのかたち」は、そのような状況で自分と向き合いつつ日々の諸々から離れてつくり上げた作品であると、美術担当・橋本先生による紹介文で綴られています。
　作品テーマは「部活」「習い事」「友との時間」「中学校生活の思い出」など様々で、さらにその中から、それぞれ思い入れのあるシーンを思い浮かべたり想像したりしながら取り組んだことが、生徒たちの作品からうかがえます。中学生という多感な時期に「いつも通り」ではない中学校生活だったかもしれませんが、自分のココロと向き合いつつ工夫をしながらひとつの作品を仕上げたことは、これから生徒たちが未来に進んでいく上で財産になるのではないかと思います。
　展示室の壁には、作品のデッサンと、生徒たちが風景や構図を考えて撮影した写真が展示されていますので、こちらも併せてご覧くださいね。
　1月17日（月）から、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄（屋内施設、屋外施設とも）は美唄市民に限り開館しますので、美唄市民の方は、地域の子どもたちの力作を見に会場へお運びいただけますと幸いです。