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　安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄では、先週26日、27日に「小学生のための『こころを彫る授業』」を開催しました。両日とも5名の定員は満席で、美唄市内や近隣の市町村の他、札幌方面からもご参加いただきました。「中学に入ると部活などが忙しくなるから」と、小学生の思い出として参加してくれた小学校6年生の子もいましたよ。
　まず、スタッフが道具の使い方を説明したあと、子どもたちが自分で石を選び、思い思いに彫りはじめます。「穴をあけたい」「石に字を書いてみたい」「ハートの形にしたい」など、子どもならではの自由な発想が出るのもこの授業ならではです。低学年の子もいましたが、みんなが集中して2時間ほどじっくりと石を彫りました。
　その後、野外の散策に出かけた時、子どもたちは安田侃さんの彫刻を興味深く見ていました。自分でいろいろ考えながら彫刻をした後では、今まで作品を見た時の印象とは違ったのではないでしょうか？
　最後に、美術館スタッフと共に子どもたちのサポートをしたボランティアスタッフの方が、ご自身で6年かけて彫っているまだ未完のこころの石を紹介し、「完成することよりも、その過程を楽しんで」と伝えてくださいました。
　参加してくれたみなさん、どうもありがとうございました。またぜひ石を彫りにアルテへ来てくださいね。