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　ただ今、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄ギャラリー（木造校舎２階）では、美唄市立東中学校3年生による「ココロのかたち」展が開催されています。

　先日まで開催していた美唄中学校に続いて、今度は東中学校の生徒がそれぞれに目に見えない自身のココロと向き合い、それをかたちにした作品を展示しています。美術担当の先生によれば、中学3年間がちょうどコロナ禍となり、制約の多い学校生活の中で、この美術の時間では束の間そういった諸々から離れて、目の前にある「かたち」に気持ちを向けて制作していたとのこと。

　非対称的で不安定なかたちや各作品解説の中にある「不安」「期待」「夢」「努力」などといった言葉から、15歳の揺れ動くココロが見えてきます。そして、生徒57名のココロをかたちにした作品にひとつも同じものはなく、ひとりひとりが違う人間であることを改めて教えてくれます。壁面には、作品制作にあたり描かれたスケッチや写真も展示していますので、併せてご覧ください。

　この展示は 2月1日 （水）まで。24日（火）、31日（火）は休館日ですのでお気を付けください。