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　ここ数日、美唄では顔を合わせれば口をそろえて「あったかいねぇ～」という言葉が出るくらい、気温の高い日が続いています。

　真冬にはふわふわだった雪も、ざくざくジャリジャリとした感触に変わりました。山の方に目をやると、冬の間は真っ白だった斜面にもぽつぽつと地面が見えています。さらによく見ると、その「ぽつぽつ」は樹木の周りであることがわかります。
　これは、春の季語にもなっている「雪根開き（ゆきねびらき）」や「根開き（ねあき）」と言われる自然現象です。幹の周りの雪が真っ先にとけるのは、日差しが長時間降り注ぐようになると、木の幹は暖かい日差しを浴びて、雪に覆われた地面より温度が上がり、さらに、雪面で反射する太陽光も木の幹を温めることが影響しているとのこと（「ウェザーニュース」webサイトより）。

　来週はもっと気温が上がる予報なので、フキノトウやフクジュソウが顔を出す…というにはまだ気が早いですが、また一段と春の足音が大きくなってくることでしょう。