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　先日、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄ギャラリーのミュージアムショップにいらっしゃった方が「あぁ、ここでも水の流れる音が聞こえてくるんですね」と話していました。屋内にいても、水の広場の流路の音や生きものの鳴き声などが聞こえてきます。
　耳を澄ますと、今日は「カッコウ カッコウ」と山の方から聞こえてきました。夏鳥としても知られるカッコウは、繁殖のため今時期から秋ごろまでを日本で過ごし、オスが縄張りを主張するときや求愛のときに「カッコウ」とさえずるのだそうです。他にも、敷地内ではキツツキが「コココココココ」と木をドラミングする音や、エゾハルゼミの鳴き声が聞こえました。
　風が吹くとザザッと葉が揺れる音がしたり、雨の日は虫や鳥の声が止んでサァーっと雨が落ちる音が聞こえたり、その時その時の天気によって、景色だけでなく聞こえてくる音も大きく変わります。すこし意識をして今のアルテの音を聞いてみてると、何かちょっとした気づきがあるかもしれませんね。