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　先週末、小学生のための「こころを彫る授業」を開催しました。今回参加してくれたのは、美唄市内外の小学1年生から4年生まで。今年で2回目、3回目と参加してくれた子もいました。

　最初に「こころを彫るってどういうこと？」というお話をしてから、大理石か軟石を選んで、自分の「こころ」を彫っていきます。石を彫る前は「何も決めてこなかった」と話していた子どもたちも、手を動かし始めると、「つるつるにしたい」「穴を開けたい」「まあるくしたい」…と目指すかたちが見えてきたようで、大人の授業と同じノミやゲンノウなどを上手に使い分けながら、石に向かっていました。
　「散策の時間」では、アルテピアッツァ美唄のスタッフが案内役になってみんなでアルテの中を歩きました。好きな彫刻を選んで紹介し合ったり、「目を開けて触るのと、目を閉じて触ってみるのと違う」「卵の周りのざらざらが面白い」などと彫刻に触れてみた感想を言ってもらったりしました。中には、持参したアルテのマップに載っている作品名を見ながら、彫刻をよく観察して「形や大きさが違っていても作品に共通するところがある！」などと、自分なりに解釈を広げる子も。ひとつの彫刻でも、みんなで見るといろんな発見があって、私たちスタッフも一緒に楽しみました。

　じっくり「こころ」と向き合ってもらうため、「彫刻の時間」は2時間近く設けており、「小学生にはちょっと長いかな？」という気もしますが、驚くほど毎回みんな集中して彫り続けます。どうしたいのか、自分で考え、かたちにしていくおもしろさは、大人も子どもも同じようです。参加してくださった皆さん、ありがとうございました！またいつでもアルテピアッツァ美唄に遊びに来てくださいね。