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　先日、石の彫刻家であった教授のもとで学生時代に学んだというお客さまが、本州より安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄に来訪されました。
　何年か前にはじめて安田侃さんの作品に触れた時に教授の作品と感触が似ていると感じて、ずっと忘れていた20年以上前の学生時代のことを思い出したのだそうです。そして最近、生活に大きな変化があり「これはきっと今がタイミングなのだろう」と、ずっと気になっていたというアルテピアッツァ美唄に来たことをお話ししてくださいました。　
　「触れること」で、20年以上も前の記憶の扉を開けることがあることに驚きました。
　
　アルテピアッツァ美唄では、彫刻作品に触れることができます。これからも、触れた感覚がどなたかの過去の記憶と結びついたり、記憶そのものとして残ったりするのかもしれませんね。