第18回マルマルは(ピ)(ア)(ノ)
(ピ)(ア)(ノ)の学校
ゲスト:ピアニスト 川染雅嗣さん
- 日時
- 2019年9月15日(日)
- 場所
- アートスペース(旧体育館)
9月15日の日曜日、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)にて、「アルテ〇〇の学校 第18回マルマルは(ピ)(ア)(ノ)」を開催しました。
今回、ゲストにお招きしたのは、北海道北見市出身のピアニストで、昭和音楽大学教授の川染雅嗣さんです。ピアノを習っている小学生やピアノ教室の先生、「ピアノは弾けないけれど興味があって」という方など、定員を超える38名の方にご参加いただきました。
前半は、「ピアノがどのように誕生し、発展して、今のかたちになったか」「どんな仕組みで音が奏でられる楽器なのか」「ピアノ音楽の変遷について」などをお話され、知っているようで意外と知らないピアノの話に、参加者は興味津々、耳を傾けていました。仕組みの話の際には、実際にピアノをみんなで囲んで、実物を見ながら解説される場面もありました。
そのあとは、川染さんによるピアノ演奏です。バッハ、ドビュッシー、チャイコフスキー…と古い年代のものから順に演奏され、短い時間の中で、ピアノ音楽による時間旅行をしたような気持ちになりました。
そして、授業のあと、ピアノを習っているという子どもたちに、川染さんが「毎日鍵盤に触れることが大切だよ。そうしたら、だんだん手にピアノが馴染んでくるからね」と、優しく、真剣に語りかけている姿も印象的でした。
川染さんのお話と実演に、ピアノの魅力を再発見された方も多かったことと思います。参加者の方からは「もう何年も触っていないピアノに触ってみようかな」という感想も聞かれました。川染さん、長時間にわたり、ありがとうございました。